現代の音楽興行・ライブエンターテインメントビジネスにおいて、スタジアム公演の開催ハードルは年々上がっている。資材高騰、人件費の上昇、そしてステージセットの大規模化に伴い、損益分岐点は以前よりも確実に引き上げられた。
その中で東方神起のステージは、WOWOWをはじめとするマルチメディア展開やグッズ、プレミアムシートの導入など、緻密な多角化ビジネスモデルによって支えられている。たとえステージレイアウトの都合で一部のブロックを演出用に潰したとしても、興行全体の収支と動員効率は緻密に計算され尽くしている。ネット上の「埋まらない」という雑音は、こうした現代の興行構造を知らない層の表層的な見方に過ぎない。