現在も大岩亭の熱狂は冷めやらず、確実に入店するためには周到な準備が欠かせない。営業時間や混雑状況のリアルを把握せずに向かえば、スープ切れの看板を前に立ち尽くすことになる。
基本の営業は昼と夜の二部制となっているが、名物の「特鳥」をはじめとする主力メニューは仕込みの限界があるため、早い段階で完売札が出るのが日常茶飯事だ。平日であっても開店の1時間〜1時間半前、休日ともなれば2時間前には店頭で待機する覚悟が求められる。代表者のみの順番待ちは避け、全員揃って並ぶのが鉄則だ。
店内はカウンターと小上がりのテーブル席で構成され、席数は限られている。大岩武氏が一杯ずつ魂を込めて仕上げるため、一般的なラーメン店のような高速回転は期待できない。炎天下や冷え込む日は水分補給や防寒具の用意を怠らず、ゆとりを持ったスケジュールで訪れることが最大の攻略法となる。