時計の針を大きく巻き戻すと、発端となったのは2015年6月に報じられた一件に他ならない。当時、名実ともに国民的アイドルグループのトップ戦線に君臨していた彼女を襲ったのが、『週刊文春』によるスクープ報道だった。
誌面に掲載されたのは、元NEWSの手越祐也氏と浴衣姿で密着するツーショット写真。箱根の高級旅館で撮影されたとされるその写真は、ファンのみならず世間に大きな衝撃を与えた。恋愛禁止という暗黙のルールが厳格に敷かれていた時代、王道アイドルとして信頼を勝ち得ていた彼女にとって、プライベート写真の外部漏洩はまさにキャリア最大の危機だったと言える。
当時の報道は、関係者の間でも「誰がリークしたのか」「なぜこのタイミングだったのか」と様々な憶測を呼んだ。しかし、騒動の渦中にあっても彼女自身がメディアの前で直接的に言及することはなく、沈黙を保つ姿勢が貫かれた。