ヘルシー志向やカロリーコントロールが叫ばれて久しい現代社会において、なぜこれほど高カロリー・高塩分の一杯が支持されるのか。行動心理学の専門家は「抑制からの解放感」を理由に挙げる。
日々のストレスや規則正しい生活へのプレッシャーから逃れるため、週末や夜限りの「背徳感(ギルティプレジャー)」を楽しむ心理が働いているという。極限まで盛られたニンニクと背脂、そして太麺を一気にすする瞬間、人々は日常の緊張から解き放たれる。ただ腹を満たすだけでなく、心の溜め込みを吐き出すエンターテインメントとしての役割を、このラーメンは担っているのだ。