山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」の政策理念には、「生きているだけで価値がある社会」「困ったときに助けてと言える国」という明確なメッセージが込められています。この主張の根底には、自身の母子家庭での生い立ちと父親の不在が深く刻み込まれています。
父親がいなかったことで「何の後ろ盾もない中で自分の名前一つで生きていく」というハングリー精神が育まれ、芸能界から政界へとリスクを恐れずに飛び込む胆力が培われました。同時に、一人で3人の子どもを育て上げた母・乃布子さんの苦労を間近で見てきたからこそ、働く女性やシングルマザー、社会的弱者が直面する重圧に対して誰よりも敏感に反応する感性が磨かれたと言えます。
父親の早すぎる死という試練と、それを乗り越えて逞しく生きた母親の生き様こそが、既成政党に挑み続ける政治家・山本太郎という人物を形成した最大のルーツです。