観光情報サイトやSNS上の断片的な情報には、現地を訪れる際に注意すべき誤解がいくつか含まれています。トラブルを未然に防ぐため、以下の2点は事前に正しく認識しておく必要があります。
誤解1:インクライン線路内で夜間ライトアップが開催されている?
近隣の岡崎疏水(十石舟航路沿い)や近隣寺院では夜間ライトアップが実施されますが、蹴上インクラインの線路敷内自体は夜間照明イベントの対象外です。街灯が極めて少なく、日没後は足元が暗闇に包まれます。夜景撮影を目的に訪れてもライトアップされた桜は見られず、転倒等の危険が伴うため夜間の立ち入りは推奨されません。
誤解2:歩きやすい公園のような遊歩道である?
インクラインは近代産業遺構のレールと枕木、そして大粒のバラスト(砕石)がそのまま保存されています。整地された舗装路ではないため、ヒールのある靴やサンダルでの歩行は足首を痛める危険があります。また、ベビーカーや車椅子での線路敷内の通行は極めて困難を極めます。必ず履き慣れたスニーカーやフラットシューズで訪れるのが鉄則です。