秋元才加がAKB48からの卒業を発表したのは2013年4月の日本武道館公演、そして同年8月に東京ドームで卒業セレモニーが行われました。当時、人気絶頂期にあったグループを離れた背景には、自らの手で「本物の俳優」としての道を切り開きたいという強い覚悟がありました。
アイドル時代から『チームK』のキャプテンとして圧倒的なリーダーシップを発揮していた彼女ですが、グループの看板に甘んじることなく、劇作家・演出家の三谷幸喜作品をはじめとする本格舞台のオーディションへ果敢に挑戦。舞台『国民の映画』やミュージカル『日本の歴史』などで鍛え上げられた発声と感情表現は、演劇界の重鎮たちからも高く評価されることとなりました。
その実力が全国区で決定的な評価を得たのが、2026年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』における巴御前役です。木曾義仲を支え、自らも鎧をまとって戦場を駆けた伝説の女性武将を、圧倒的なリアリティと気品をもって熱演。和田義盛との心温まる夫婦愛から、激動の戦乱を生き延びる凛とした立ち姿まで、SNS上では「歴代大河で最高の巴御前」と絶賛の嵐が巻き起こりました。