本作の舞台は、太平洋に浮かぶひょうたん形の架空の島「どーなっつ島」。ここに暮らす4人の子どもたち、みど、ふぁど、れっしー、そらおの4人は、子ども向け人形劇のステレオタイプを真っ向から打ち破る非常にアクの強いキャラクター設定が施されていました。
メインキャラクターの造形と、日本声優界を代表する名優たちによるドレミファどーなっつ 声優一覧は以下の通りです。
- みど(みど・わおん / CV:佐久間レイ):プードルの女の子。おしゃべりで勝気、流行に敏感。リーダーシップを取ろうとするが、お調子者で寂しがり屋な一面も併せ持つ。
- ふぁど(ふぁど・わおん / CV:小生智子):みどのいとこであるプードルの男の子。のんびり屋で極めて内気、争いごとを嫌い、植物や自然をこよなく愛する。
- れっしー(れっしー・おぶ・ろんどる / CV:中尾隆聖):中国の高原からやってきたレッサーパンダの男の子。自称「名門ロンドル家」の貴族の血を引く気取り屋だが、実は極度の泣き虫で甘えん坊。ワガママと繊細さが同居するトリックスター。
- そらお(空男・あおぞら / CV:青木和代):コウモリの男の子。背中に小さな翼を持ち、眼鏡をかけている。読書と天体観測を好むインテリ肌。クールを気取るが、真面目すぎて周囲のノリについていけず空回りすることも多い。
特に特筆すべきは、佐久間レイと中尾隆聖という豪華な顔合わせです。中尾隆聖は前作『にこにこ、ぷん』で主役トリオの一角「ぽろり・カジリアッチIII世」を10年半にわたって演じきった直後、本作のれっしー役にそのまま連続起用されるという異例のキャスティングでした。当時のインタビュー手記において中尾は、「ぽろりという偉大な影を一度脱ぎ捨て、より生々しい子どもの弱さやズルさ、可愛げをれっしーに注ぎ込んだ」と述懐しています。一方、みどを演じた佐久間レイの圧倒的な存在感(同時期に『それいけ!アンパンマン』のバタコさんなどを担当)は、快活で決して折れない少女像を確立させ、男女同権や主体的な女児像を提示しました。