須崎海羽と木原龍一が結成したみうりゅうペアは、2015年6月の結成から瞬く間に頭角を現しました。2017年、2018年と全日本フィギュアスケート選手権を連覇し、2018年の平昌オリンピック団体戦および個人戦への出場権を獲得。日本におけるペア競技の知名度向上に大きく貢献しました。
多くのファンに惜しまれながら2019年4月に発表された須崎海羽と木原龍一のペア解消理由には、アスリート特有の身体的アクシデントと競技人生の岐路が深く関係しています。当時、木原選手が練習中に脳震盪を発症し、治療と休養を余儀なくされたことで、2019年の四大陸選手権や世界選手権の出場辞退を強いられました。
氷上でのリフトやスロージャンプを伴うペア競技は、ミリ単位のタイミングと絶対的な身体感覚が求められる極めて危険度の高い種目です。度重なる怪我による練習中断、そして「次なる4年(北京五輪サイクル)」を見据えた際、互いの身体的コンディションと将来設計を冷静にすり合わせた結果としての発展的解消でした。当時の公式発表資料でも、互いへの感謝と敬意が述べられており、一部で囁かれた不仲説や確執は完全な誤解です。