今大会のトーナメント表は、序盤から波乱の連続となった。シード校が相次いで姿を消す荒れた展開のなか、勝ち上がりを決めたのは盤石の投手陣を誇る伝統校だ。メイン球場で行われた準々決勝・準決勝の激闘では、終盤8回裏に逆転満塁本塁打が飛び出すなど、土壇場でのドラマが観客を総立ちにさせた。
最新の勝ち上がり表を振り返ると、Aブロックからは投手層の厚さで他を圧倒した本命が順当にベスト4へ名乗りを上げ、Bブロックでは延長タイブレークを制したダークホースが快進撃を続けている。勝者と敗者を分けたのは、わずか一球のボールカウントであり、土壇場で見せた守備の執念だった。ファンの期待を背負った熱戦の全容は、各球場のスコアボードに鮮明に刻まれている。