風邪で熱が高かったり喉の痛みがひどかったりすると、「PL配合顆粒と一緒にロキソニン(ロキソプロフェン)やイブを飲んで早く治したい」と考える方がいます。しかし、PL配合顆粒と市販・処方の解熱鎮痛薬の併用は非常に危険です。
PL配合顆粒の中にはすでに「サリチルアミド」と「アセトアミノフェン」という2種類の解熱鎮痛成分が入っています。ここにロキソニンやイブプロフェン、ボルタレン(ジクロフェナク)などを重ねてしまうと、解熱鎮痛成分の過剰摂取になります。
併用によって引き起こされる主なリスクは以下の3点です。
1. 重篤な胃腸障害:胃の粘膜を保護するプロスタグランジンが過剰に抑制され、胃痛、胃潰瘍、消化管出血を招く。
2. 肝機能・腎機能へのダメージ:成分の代謝・排泄を担う肝臓や腎臓に大きな負荷がかかり、臓器障害を引き起こす。
3. 過度な体温低下やショック症状:解熱作用が急激に強く現れ、急激な血圧低下や脱力状態に陥る。
また、PL配合顆粒を服用中のアルコール摂取も厳禁です。アルコールは中枢神経抑制作用を増幅させ、意識消失や呼吸抑制などの命に関わる副作用を誘発する恐れがあります。