アイドル活動と並行して、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねてきたことも、彼女の魅力を多角化させた要因です。特にテレビ東京系でシリーズ化されたドラマ『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』をはじめとする主演作では、従来のグラビアで見せていた直線的なアプローチとは異なる、日常的なリアリティを伴う色気が注目を集めました。
劇中での衣装は、一般的なオフィスワーカーを彷彿とさせる等身大のシャツやニット、カジュアルな部屋着が中心です。しかし、襟元のカッティングや程よくフィットしたリブニットの着こなしによって、かえって彼女の均整の取れたボディラインと鎖骨の美しさが際立つ結果となりました。
映画『ぐらんぶる』で見せたヒロイン役のスポーティな衣装や、シリアスなサスペンス作品で見せる陰影のあるスタイリングなど、役柄ごとに異なる「質感」をまとうことで、単なるアイドルの枠を超えた表現者としての深みを獲得しています。