カワハギの締め方決定版!肝の旨味を極限まで引き出す血抜きと最新手順

カワハギの締め方決定版!肝の旨味を極限まで引き出す血抜きと最新手順

カワハギの締め方決定版!肝の旨味を極限まで引き出す血抜きと最新手順に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

船上や足場の限られた堤防で、まな板と包丁を取り出して作業するのは危険であり効率的ではありません。現代の船釣り現場では、フッ素コーティングされた頑丈な小型フィッシングシザース(PE対応ハサミや活け締め専用ハサミ)を1本用意するのがスタンダードです。

手際よく30秒で終わらせる実践的なステップは以下の通りです。

ステップ1:脳締め(急所の破壊)
カワハギの頭部にある角(第一背鰭棘)の直後、目と目の真ん中よりやや後方の頭蓋骨にある窪みに、ハサミの刃先を斜め前方に向けて突き刺します。脳幹にヒットすると、魚体がビクッと硬直してヒレをピンと広げ、体色がサーッと白く変化します。これが脳締め成功のサインです。

ステップ2:エラ膜の切断(放血ルートの確保)
エラ蓋を持ち上げ、エラの中にハサミを差し込みます。エラの内側にある薄い膜(側膜)と、中骨下部を通る大動脈をハサミの刃でパチンと1箇所切断します。このとき、心臓そのものを傷つけないことが肝心です。心臓が生きていれば、自身のポンプ機能によって全身の血液が傷口から勢いよく押し出されます。

ステップ3:海水バケツ内での振出放血
エラ膜を切ったら、すぐに新鮮な海水を張ったバケツに頭を下にして浸けます。尾ビレを持って水中で数回前後に揺すると、切断部から赤い煙幕のように血が吹き出します。そのまま約2〜3分間放置し、血が完全に抜け切るのを待ちます。

ステップ4:尾の付け根の切断(任意)
25cmを超える大型個体や、さらに徹底して身の血抜きを行いたい場合は、尾ビレの付け根(尾柄部)の骨にハサミを入れて中骨の下を通る血管を断ち切ると、より完璧に血が抜けます。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。