一時期、インターネット上やゴシップ誌を中心に「はなわとナイツ塙は不仲で共演NGなのではないか」という言説が流布された時期がありました。しかし、結論から言えばこの不仲説は実態とは正反対の誤解です。
噂が生まれた背景には、ナイツがブレイクした2008年頃(M-1グランプリ決勝進出期)、テレビ各局からの「兄弟共演オファー」を塙宣之側が一時的に断っていた経緯があります。これは仲が悪いからではなく、「兄弟という色眼鏡なしで、ナイツの漫才そのものを評価してもらいたい」というプロ意識による戦略的判断でした。
実際には兄弟仲は極めて良好であり、幼少期から青年期にかけての微笑ましいエピソードが数多く残されています。
佐賀時代、兄・はなわが自宅でネタ作りやお笑い番組の真似事をしていた際、最初の観客でありツッコミ役を務めていたのが弟の宣之でした。また、高校時代には宣之が兄の部屋に忍び込んで勝手にベースを触っていた話や、上京後に兄が弟の経済的困窮を気にかけて食事をご馳走していたなど、随所に深い兄弟愛が見受けられます。