中村由真とスケバン刑事Iiiの真実|アメリカ移住後の現在と風間三姉妹の絆

中村由真とスケバン刑事Iiiの真実|アメリカ移住後の現在と風間三姉妹の絆

中村由真とスケバン刑事Iiiの真実|アメリカ移住後の現在と風間三姉妹の絆にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

1986年10月から1987年10月にかけてフジテレビ系で全42話が放送された『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』は、シリーズ最大のスケールと忍者伝奇要素を取り入れた熱狂的ヒット作です。 同作で女優デビューを飾った中村由真は、同年に行われた『週刊ヤングジャンプ』主催のオーディションでグランプリを獲得し、芸能界入りを果たしたばかりの新人でした。演じた役柄は、風間三姉妹の次女である風間由真。普段はクールでぶっきらぼう、しかし姉妹への情は人一倍深いというツンデレ気質の先駆けともいえるキャラクター造形は、当時の視聴者に強烈なインパクトを与えました。 特筆すべきは、彼女が操る特殊武器です。長女・結花(大西結花)の折り鶴、三女・唯(浅香唯)の重合金ヨーヨーに対し、次女・由真が手にしたのは「リリアン糸と極太の編み針」でした。色鮮やかなリリアン糸を瞬時に敵の手首や首元に絡め取り、編み針を急所に打ち込むというアクロバティックな戦闘スタイルは、玩具売り場や手芸店でリリアン糸が品薄になる社会現象を巻き起こしました。 当時の現場は、現代のCG技術とは無縁の過酷を極めた実写アクションでした。寒風吹きすさぶ採石場や廃工場でのロケ、ワイヤーや火薬を用いた危険な立ち回りを、当時まだ10代半ばの少女たちが吹き替えなしで果敢にこなしていました。 さらに1987年には、ドラマの挿入歌に起用されたシングル『ジレンマ』で歌手デビューを飾ります。都会的で少し背伸びをした哀愁漂うメロディラインを、ハスキーかつ情感豊かに歌い上げた同曲はオリコンチャート上位へ食い込み、彼女は女優だけでなく実力派女性アイドルとしての評価を不動のものにしました。

中村 さくら
Author

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。