海軍中将は、将官クラスとして艦隊の指揮を執り、国家壊滅作戦「バスターコール」の指揮官を務める要職です。しかし、読者の間でも長年議論されている通り、「中将クラスは作中で最も実力格差が大きい階層」として知られています。
中将の頂点に君臨し続けるのが、「海軍の英雄」と呼ばれるモンキー・D・ガープです。かつて海賊王ゴール・D・ロジャーを幾度も追い詰め、ロックス海賊団を壊滅させたガープの実力は、全盛期・現在を含めて元帥・大将を凌駕するレベルにあります。
ガープが幾度となく打診された大将への昇格を断固拒否し続けた理由は、原作第957話および公式設定で明確に語られています。「大将になると天竜人(世界貴族)の直属の部下となり、彼らの横暴を直接守らねばならないから」です。自身の信じる自由な正義を貫くため、ガープはあえて中将の地位に留まり続けました。
その他の中将陣の実力マップを客観的に整理すると、以下の層に分類されます。
- 特級(大将級・伝説):モンキー・D・ガープ、大参謀つる(「ウォシュウォシュの実」で悪人の心を洗い浄化する歴戦の知将)
- 大将候補クラス:ギオン(桃兎)、トキカケ(茶豚)※SBSで明かされた大将選考の最終候補者たち
- 歴戦の武闘派中将:スモーカー(現G-5支部中将)、モモンガ、オニグモ、ドール(エッグヘッド出撃部隊指揮官)
- 一般前線中将:メイナード、バスティーユ、各種バスターコール召集将校
アラバスタ編で大佐、頂上戦争後に准将だったスモーカーは、現在「海軍G-5支部中将(基地長)」を務めています。荒くれ者揃いのG-5を統率しながら、海軍上層部の不条理に抗う独自路線を貫いており、新世界における現場の要として重要な役割を担っています。