では、ワンデーパスを所持しているゲストはどのような事態に直面しても外に出られないのでしょうか。実は、パーク側も人道的な観点や不測の事態に対応するため、非公式ながら厳密に管理された「例外対応」を設けています。
取材や目撃証言、現場クルーの対応指針から判明している一時退出が認められる主な例外は以下の4点です。
① 体調不良および緊急の医療処置・処方薬の服用
パーク内の救護室では対応しきれない重度の急病や、近隣の外部医療機関への受診が必要な場合。あるいは、生命維持に関わる特定の処方薬を車内や近隣ホテルに残してきてしまい、緊急に服用しなければならないケースです。
② パーク外駐車場に停めた自家用車の緊急トラブル・安全確認
USJ公式駐車場に止めた車内で同行ペットの安否確認が必要な場合や、窓の閉め忘れ、車内に置き忘れた乳幼児の必須医療器具・生命に関わる必需品を取りに戻る場合です。
③ 乳児・障害者に関する不可欠な特殊ケア
園内施設では代用が効かない極めて特殊な医療ケア器具や、障害を持つ同伴者の精神的パニック等による一時的な静粛環境の確保など、合理的配慮が不可欠と判断されるケースです。
④ エントランス付近の誤認退園に対する現場裁量
入園直後、コインロッカーの場所を誤認してエントランス外に出てしまった際など、極めて短時間かつ悪意のない錯誤であることが明白な場合、ゲストサービスや改札クルーの判断で救済されることがあります。
ただし、ここで最も重要なのは「勝手に自動改札を出てしまっては手遅れになる」という鉄則です。一時退出を希望する場合は、必ず改札を通過する前にゲートに常駐しているクルーへ事情を詳細に説明し、許可を得る必要があります。正当な理由と認められた場合、クルーから一時退出用の識別対応や案内証の交付を受け、指定された専用レーンから再入場する手続きが取られます。