おしゃれ感度の高い人々が今、こぞってOSOIのバッグを手にする背景には、既存のラグジュアリーブランドに対する価値観の変化が存在します。ブランド名である「OSOI」は、日本語の「遅い」に由来しており、トレンドの移り変わりに過剰に左右されず、「ゆっくりとタイムレスに愛されるモノづくり」を掲げて2016年11月にソウルで誕生しました。
ハイブランドのような主張の強いモノグラムをあえて排し、彫刻のようなアーキテクチュアル(建築的)な曲線美と上質なレザーの質感だけで勝負する姿勢は、世界的な潮流である「クワイエット・ラグジュアリー(控えめな贅沢)」の美意識と見事に合致しています。国内では伊勢丹新宿店をはじめとする高感度百貨店の自主編集売り場や、大手セレクトショップでセレクトされたことを契機に、流行に敏感な層の間で瞬く間に定着しました。
さらに、韓国のトップカルチャーを牽引するアーティストや日本の人気モデル、スタイリストたちがプライベートの私服スナップで自然体に合わせていたことも火付け役となりました。「他人と被りすぎず、かといって奇抜すぎない」「どんなコーディネートもこれひとつでモードに引き締まる」という絶妙なバランス感覚こそが、OSOIが熱烈な支持を集め続ける最大の理由です。