ドームを即完売させる。サブスクの再生回数は億を超える。それでも落とされる。この理不尽に見える現象が、毎年のように繰り返されている。
NHKが公表する選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出に合致するか」の3点だ。しかし、この基準がいかに曖昧であるかは、毎年の顔ぶれを見れば明らかだろう。客観的な数値指標だけでは説明がつかない「大人の事情」が、そこには確実に存在する。
ファンが最も憤るのは、明らかな実績を残したアーティストがスルーされ、一方で「なぜこの人が?」と首をかしげたくなるような人選が紛れ込んでいる点だ。選考プロセスは完全なブラックボックスであり、それが憶測と不満をさらに増幅させている。