急速な膨張と収縮を経験した中国超級聯賽は、アジアプロサッカーリーグのなかで独自の立ち位置を確立しつつある。外圧と内部崩壊の危機をくぐり抜けたことで、育成組織(青訓)への投資価値がかつてないほど見直されているのだ。
クラブが生き残るためには、自前のユースから優秀なタレントを輩出し、トップチームで重用するか、移籍金ビジネスによってクラブ財政を潤すしかない。ヨーロッパ基準の指導メソッドを取り入れたアカデミー改革が各地で芽吹き始めており、10代後半から20代前半の若手選手が主力としてピッチに立つ光景は日常となった。地に足の着いたフットボールピラミッドの構築は、遠回りに見えて最も確実な前進である。