旅人の木を育てる上で最も失敗しやすいのが、日本の冬の寒さです。熱帯原産であるため耐寒性は極めて低く、寒風にさらされると一気に葉が茶色く変色して枯死に至ります。
枯れる主な原因と、冬を安全に乗り切るための防衛策を整理しました。
最低越冬温度は「5℃〜10℃以上」を死守する
秋の気配を感じ、夜間の気温が15℃を下回ってきたら、ベランダ等に出していた鉢は速やかに室内へ取り込みます。冬場は最低でも10℃前後をキープできる暖かい部屋で管理するのが理想です。
夜間の「窓際冷え込み」を避ける
昼間は暖かな窓際も、冬の夜間は外気とほぼ同じレベルまで冷え込みます。夜になったら部屋の中央へ移動させるか、段ボールや厚手のカーテンで冷気を遮断してください。
水やりを極限まで控えて「耐寒性」を高める
気温が下がる冬期は休眠状態に入り、根の吸水力が大幅に落ちます。土が完全に乾いてから数日後に、天気の良い午前中にぬるめの水を少量与える程度に抑えましょう。土が湿ったまま低温にさらされると、確実に根腐れを起こして枯れてしまいます。