専用の高価な資材を揃えなくても、近年の100円ショップで手に入るアイテムで専門アトリエ並みのクオリティを実現できます。特にセリアやダイソーで展開されているドライフラワー用微粒子シリカゲルは、粒子が粉末状に細かく、繊細な花弁の隙間にしっかり入り込むため、花びらの変形を最小限に抑えられます。
100均シリカゲルを用いた基本ステップ
準備するものは、密閉できるタッパー容器、ドライフラワー用細粒シリカゲル(100均で入手可能)、スプーン、そして新鮮な花材です。
まず、容器の底にシリカゲルを深さ約2cmほど平らに敷き詰めます。次に、茎を2〜3cmほど残してカットした花を、上向きに優しく配置します。このとき、複数の花同士が接触しないよう適度な間隔を空けるのがポイントです。
続いて、花の上からスプーンを使ってシリカゲルを少しずつ静かに流し込んでいきます。花びらの内側や重なり合う隙間に粉末を滑り込ませるように埋め、花全体が完全に粉の中に隠れるまで覆います。フタを完全に密閉し、直射日光の当たらない涼しい場所で約5日間静置すれば完成です。取り出す際はピンセットを使い、柔らかい絵の具の筆などで表面の粉を払い落とします。
時短を極める「電子レンジ加熱」の裏技
「数日も待てない」「今すぐ作品に仕上げたい」という場面では、ドライフラワー作り方電子レンジの併用が威力を発揮します。耐熱容器にシリカゲルと花材をセットし、ラップをかけずに電子レンジ(500W〜600W)で約1分〜1分30秒加熱します。一気に加熱すると花びらが焦げて黒ずむため、初めは500Wで40秒加熱し、状態を確認しながら20秒ずつ追加熱するのが成功の分かれ目です。