高機能な市販の電子玩具は、ボタンを押すだけで光ったり音が鳴ったりと「おもちゃ主導」の遊びになりがちです。一方で、2歳児の手作りおもちゃが驚異的な集中力を生み出す最大の理由は、「自分の手で因果関係を確かめられる余白」にあります。
魔の2歳児と呼ばれるこの時期、子どもは「自分でやりたい」「原因と結果を知りたい」という強い衝動を持っています。穴に物を落とすとストンと消える、引っ張ると手応えが変わるといったシンプルな構造は、子どもの「こうしたらどうなるだろう?」という仮説と検証の欲求を完璧に満たします。大人が思わず捨ててしまう廃材こそ、子どもの自由な発想を邪魔しない理想のキャンバスです。