私たちが脳裏に抱く恐竜のイメージは、映像文化と切っても切れない関係にある。1990年代にスティーヴン・スピルバーグ監督が手がけた名作映画『ジュラシック・パーク』は、当時の最新アニマトロニクスとCG技術を融合させ、全世界に衝撃を与えた。ユニバーサル・ピクチャーズが世に送り出したこの作品は、恐竜の動きや造形におけるグローバルな標準を作り上げたと言っても過言ではない。
その後、シリーズの系譜を継いだ『ジュラシック・ワールド』のヒットや、Netflixなどの動画配信プラットフォームで展開される最新のドキュメンタリー番組に至るまで、恐竜たちのスクリーン上の姿は常に更新され続けている。映画のアクションシーンを静止画で観察し、ダイナミックなポージングをスケッチの参考にすることは、躍動感あるイラストを描くための最高の手本となる。