下積み生活を経て、ついに爆発の瞬間が訪れる。1979年にリリースされたシングル「さよなら」だ。「もう終わりだね」というあまりにも有名なフレーズから始まるこの切ないバラードは、日本中のラジオや街頭で鳴り響き、ミリオンセラーを達成。一躍、オフコースはトップアーティストの座へと駆け上がった。
続く「Yes-No」や「言葉にできない」など、ヒット曲を連発。1982年には日本武道館で連続10日間のライヴを成功させるという、前代未聞の快挙を成し遂げた。若き日の小田和正は、透き通るようなハイパートーンと圧倒的なステージパフォーマンスで、日本の音楽シーンのトップに君臨したのだった。