足元を彩る最新のコレクションでは、伝統的な佇まいに現代的なエッジを加えた限定コラボレーションやプレミアムレザーを採用した独占モデルが続々と登場している。環境負荷を極限まで抑えたヴィーガンレザーの進化版や、アーカイブから復刻された玄人好みのディテールなど、コレクターの食指を動かすラインナップが目白押しだ。
だが、どれほど魅力的な一足に出会えても、サイズ選びでつまずいてしまっては元も子もない。ブランドの木型はUKサイズを基準としており、基本的にハーフサイズの展開が存在しない。そのため、普段26.5cmのスニーカーを履いているなら、UK7(約26.0cm)を選ぶかUK8(約27.0cm)を選ぶかで履き心地が劇的に変わる。レザーは履き込むほどに自分の足の形へ馴染み、インソールが沈み込んで空間が広がるため、ジャストサイズからややタイト目を選ぶのが失敗を防ぐ黄金律だ。甲高・幅広の足型が多い日本の愛好家にとっては、最初は甲部分に圧迫感を覚えるかもしれないが、厚手のソックスで革を徐々に伸ばしていくブレイクイン(慣らし履き)のプロセスこそが、世界に一足だけのフィット感を手に入れる通過儀礼となる。