宿泊予約サイトの口コミや知恵袋などで頻繁に目にするのが、「予約時に記入した到着予定時間を過ぎたら、勝手に不泊扱いにされてキャンセルされた」というトラブル談です。この噂の真偽について、アパホテルの公式宿泊約款と現場の運用実態を照らし合わせると、明確な境界線が見えてきます。
アパホテルの宿泊約款には、以下の趣旨の規定が存在します。
「宿泊客があらかじめ指定した到着予定時刻を2時間以上経過しても連絡がない場合、宿泊契約は宿泊客によって解除された(ノーショー・無断不泊)とみなして処理することがある」
ネット上の噂のように「指定時間を5分〜10分過ぎた瞬間にシステムが自動的に部屋を解約する」という極端な処理は行われていません。現場のフロントでも一定の猶予を持って待機しています。しかし、連絡を入れないまま予定時刻から2時間を超過した場合、あるいは日付を跨いで24:00を過ぎた場合は、ホテルの判断で予約が取り消され、キャンセル料(基本100%)が発生した上で、その客室が当日販売へ回されるリスクが跳ね上がります。特に大型連休や周辺での大規模コンサート開催日など、満室稼働している日程ではキャンセル待ちの需要が極めて高いため、規定通り厳格に処理されるケースが珍しくありません。
予定していたチェックイン時間に遅れると判明した段階で、速やかにホテル側へ伝える必要があります。連絡手順は決して難しくありません。電話連絡はもちろんのこと、公式予約やアパアプリ経由であれば、マイページの予約詳細画面から「チェックイン時間の変更」を数タップで完了できます。事前に時間変更の手続きさえ済ませておけば、深夜2時や3時の到着であっても予約が取り消される心配はなくなります。