加齢に伴うまぶたのたるみや奥二重の悩みは、着物特有の凛とした目元メイクで劇的に解消できます。50代の着物メイクで意識すべきは、派手なラメで盛ることではなく、「フレームラインを美しく整えて引き締めること」です。
眉毛は細すぎず、適度な太さを残したなだらかなアーチ眉が着物と調和します。眉頭を淡くぼかし、眉山から眉尻にかけてはペンシルでキュッと引き締めるように描くことで、顔全体に上品な知性が宿ります。眉尻が下がりすぎると老けた印象を与えてしまうため、小鼻と目尻を結んだ延長線上よりもやや高めに設定するのがコツです。
目元は、肌馴染みの良いブラウンやトープ、ほんのり赤みを含んだモーブ系アイシャドウで自然なグラデーションを作ります。そして、たるみ目・奥二重の救世主となるのが極細のリキッドアイライナーです。まつ毛の隙間を埋めるように引き、目尻は跳ね上げずに自然に2〜3ミリ流すことで、すっきりとした切れ長の和装美が際立ちます。マスカラはボリュームタイプではなく、セパレートロングタイプを丁寧に塗布し、上品な長さを強調しましょう。