2010年6月の結成から2018年3月まで、約8年間にわたりSUPER☆GiRLSの中心メンバーとしてグループを牽引した田中美麗。彼女がグループからの卒業を発表した際、多くのファンに衝撃が走りました。
公式発表資料および当時のインタビュー手記で語られた最大の要因は、「持病である腰痛の悪化」と「個人として女優・モデルの道を極めたいという強い意志」の2点でした。
激しいダンスパフォーマンスを継続的にこなすアイドル活動において、腰への負担は限界に達していました。ステージでの全力パフォーマンスが困難になるリスクを抱える中で、「中途半端な状態でファンの前に立ちたくない」というプロ意識が、卒業という重い決断を後押ししました。
また、20代前半という人生の岐路において、グループアイドルの枠組みを飛び出し、一人の表現者として勝負したいという情熱が芽生えていたことも確かです。決してネガティブな内部分裂やスキャンダルによる降板ではなく、自身の身体と将来を見つめ直した前向きなステップアップでした。