「7つもあると名前が混ざって順番が出てこない」と悩む方も少なくありません。しかし、古来伝わる短歌のリズムを活用すれば、語呂合わせを無理に作らなくても驚くほど簡単に記憶へ定着します。
最も親しまれている七種の覚え方と語呂合わせの基本は、鎌倉時代の初頭に編纂された歌学書などにも記されている以下の五七五七七のリズムです。
「せり・なずな(5)/ごぎょう・はこべら(7)/ほとけのざ(5)/すずな・すずしろ(7)/これぞ七種(7)」
この短歌を声に出して3回ほど口ずさむだけで、脳内に心地よい韻律が刻まれます。覚える際のコツは、2文字・3文字のブロックに区切って頭の中でテンポをとることです。
・第一句(5音):セリ(2)+ ナズナ(3)
・第二句(7音):ゴギョウ(4)+ ハコベラ(4)※「はこべ」と縮めず「はこべら」と発音するのがミソです
・第三句(5音):ホトケノザ(5)
・第四句(7音):スズナ(3)+ スズシロ(4)
家族で囲む食卓や教育の現場でも、歌うように口ずさむアプローチは高い効果を発揮します。まずは七五調のリズムに乗せ、最後に「すずな・すずしろ」という野菜(カブと大根)で締めくくる配置を意識すると、記憶の定着率は格段に跳ね上がります。