ナッツ類が健康に良いという認識は、もはや常識と言っていい。しかし、その中でも抗酸化物質(ポリフェノール)の含有量において、頭一つ抜き出ているのがこの果実だ。
米国農務省(USDA)などの研究機関が公表したORAC(活性酸素吸収能力)値によると、主要なナッツの中でトップクラスの抗酸化力を誇る。日々のストレスや紫外線、加齢によって体内に蓄積する悪玉の活性酸素。これを消去する力は、一般的なアーモンドの約2倍、クルミをも上回るという分析結果が出ている。細胞の酸化、つまり身体の「サビつき」を防ぐアプローチとして、これほど効率的な自然の恵みは他にない。
実際に都内のクリニックでアンチエイジング外来を担当する医師はこう指摘する。「血管の柔軟性を保ち、肌のハリを維持するためには、合成サプリメントよりも食品から自然な形で抗酸化物質を摂取することが理にかなっています。その点、日々の間食を切り替えるだけで確実な変化が期待できる食材と言えます」。