彼らの魅力を語る上で絶対に外せないのが、怒涛のように繰り出される名フレーズの数々だ。「ネチェネチェ」「エプロン」「〜じゃね?」といった、日常会話の隙間にすっと入り込む独特の単語チョイス。一度ハマると日常のふとした瞬間に脳内再生されてしまう悪魔的な感染力を持っている。
劇中で描かれる会話の多くは、劇的なストーリー展開を伴わない。パイを焼くだけ、あるいは他愛もない雑談に終始する。しかし、言葉と言葉の「間」や、言い淀み、笑い声の漏れ方までもが完璧なリズムとして機能しているのだ。ショートアニメという限られた尺の中で、極限まで高められたこのセリフのグルーヴ感は、お笑い芸人やタレントの間でも絶大な支持を集めた。