近年の地球規模の温暖化は、徳島県沖の紀伊水道における水温環境にも明らかな変化をもたらしている。海水温が高い状態が維持されると、台風が勢力を維持したまま四国・近畿地方へ接近・上陸するリスクが高まる。特に紀伊水道へ台風がダイレクトに進入した場合、徳島市や松茂町などの沿岸低地では「高潮」と「満潮」が重なる複合災害への警戒が最優先事項となる。
2026年現在の防災モデルでは、台風の暴風域に入る前の段階から沿岸部の高波や高潮の浸水シミュレーションが精度高く提示されるようになった。天候が崩れ始める前段階で、河川の水位ライブカメラや潮位情報を確認し、早め早めの行動を起こす意識が県民一人ひとりに定着しつつある。