全国の自治体別価格比較を行うと、その格差の激しさに誰もが息を呑みます。特に注目すべきは、全国トップクラスに袋の値段が高い自治体と、極めて安価に抑えられている自治体のコントラストです。
全国屈指の「高額地域」として知られるのが、北海道や近畿地方の一部自治体です。例えば北海道の夕張市や由仁町、南富良野町などでは、大サイズ(40〜45リットル相当)の可燃ごみ袋が1枚あたり80円〜100円前後に設定されています。関西圏でも滋賀県草津市や京都府宇治田原町などで1枚あたり80円前後の水準となっており、1パック(10枚入り)を購入するだけで800円前後の出費を強いられます。
対照的に「安価な地域」の代表格は、東京23区です。東京23区では現在も一般的な透明・半透明の市販ゴミ袋(1枚あたり数円程度)での排出が認められており、ゴミ袋自体への手数料上乗せは行われていません。また、指定袋制を導入している都市でも、愛知県名古屋市(45リットル1枚あたり約10円〜15円)や千葉県千葉市(45リットル1枚あたり約36円)のように、全国平均を下回る水準を維持している大都市圏は少なくありません。