回線品質に関する評価を見ると、第三者機関による顧客満足度調査では非常に高い評価を獲得しています。日本ネットワークイネイブラー(JPNE)が発表した「光コラボアワード」において、GMOとくとくBB光は総合満足度最優秀賞を受賞するなど、業界内でも通信品質の高さには定評があります。
それにもかかわらず「夜間になると動画が止まる」「ゲームのPing値が高い」という不満の声が一部で噴出する原因はどこにあるのでしょうか。通信ログとユーザー環境の分析から、以下の3つの主要因が浮かび上がってきます。
第一に、次世代通信接続「v6プラス(IPoE / IPv4 over IPv6)」が開通・適用されていないケースです。従来のPPPoE接続では、夜間のアクセス集中時にNTT網の終端装置がボトルネックとなり、下り速度が数Mbpsまで低下することがありました。v6プラスを利用すれば混雑箇所を迂回できるため、常時安定した高速通信が可能です。GMOとくとくBBから無料レンタルされるWi-Fiルーターを正しく接続していれば自動判別されますが、自前の旧型ルーターを誤った配線で使用している場合、PPPoE接続のまま取り残されて速度低下を引き起こします。
第二に、WiMAXサービスにおける電波環境の影響です。モバイル回線である「GMOとくとくBB WiMAX」は、5G SA対応端末の普及により実測下り100Mbps〜200Mbps前後を記録する一方、高層マンションの奥まった部屋や遮蔽物の多い地下などでは電波が減衰します。光回線の有線接続と同等の安定性を期待して契約したユーザーとの間で、体感ギャップが生じているのが実情です。