1月6日を代表する誕生花として真っ先に挙げられるのが、深みのある紫色や淡いピンク色が美しいスミレ(菫)だ。アスファルトの隙間からでも力強く芽を出す生命力を持ちながら、古くは万葉集の時代から日本人に愛されてきた親しみ深い野の花である。
西洋の花言葉では「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」を意味し、でしゃばらずに咲く姿が人々の共感を呼ぶ。しかし、その小さく愛らしい花びらの奥には、厳しい冬の寒さを耐え抜く強靱な根が張り巡らされている。周囲に惑わされず自分自身の軸を大切にしたいと願う人にとって、これ以上ないお守りとなる存在だ。