伝統的な「お義母さん」という呼称に対し、どこか他人行儀で堅苦しい印象を持つ人が増えている。大手意識調査機関が2026年春に発表したデータによると、結婚3年以内の夫婦のうち、義理の母を「(下の名前)+さん」と呼ぶ割合が全体の約35%に達した。
「実の母ではないのに『お母さん』と呼ぶのは嘘をついているような罪悪感がある。でも『〇〇さん』ならリスペクトを込めつつ、適度なフレンドリーさを保てる」。都内に住む30代の会社員女性はそう語る。受け取る側の義母世代(50〜60代)からも、「急に『お母さん』と呼ばれると照れくさいし、若々しく『〇〇さん』と呼ばれた方が嬉しい」というポジティブな声が目立つ。呼び方のカジュアル化は、義理の親子関係における緊張感を和らげる触媒となっているようだ。