アルベールビル五輪から長い年月を経た2026年現在、伊藤みどりさんはどこで何をしているのか。驚くべきことに、彼女は今もなお現役のスケーターとして銀盤を滑り続けています。
拠点を置く北九州市などで後進の育成やスケート教室に関わる傍ら、ドイツのオーベルストドルフなどで毎年開催される国際スケート連盟(ISU)公認の国際アダルト競技会に継続して参戦。50代を迎えてなお、リンク狭しとスピードに乗った滑りを披露し、代名詞であるダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を軽やかに成功させて世界中を熱狂させています。
かつて国や順位を背負って戦っていたプレッシャーから解放され、「純粋にスケートが大好き」という満面の笑顔で滑る彼女の姿は、マスターズ世代のみならず世界中のフィギュアスケートファンに勇気と深い感動を与えています。