休刊から歳月が経過した現在でも、映画雑誌『ロードショー』の復刊を期待する声は後を絶ちません。定期刊行物としての復刊は紙媒体の市場環境を鑑みると容易ではありませんが、集英社が展開するWEBメディアや記念ムック、名作映画の公開に合わせたスポット企画など、デジタルと紙を融合させた新たな形でのブランド再始動に対する期待は業界内外で高まっています。
一方、紙の現物を手に入れたいファンの間ではバックナンバーの購入需要が拡大しています。神田神保町の古書店街にある映画専門古書店をはじめ、ネットオークションやフリマアプリ(メルカリ・ヤフオク等)では活発な取引が続いています。
気になる古本買取相場ですが、一般的な号は数百円程度で流通しているものの、以下のような特定条件を満たすものは数千円から1万円以上のプレミアム価格がつくケースも珍しくありません。
・創刊号(1972年4月号)や初期の美品
・リバー・フェニックスなど伝説的スターの単独表紙号
・付録の特大ポスターやステッカーが切り取られずに残っている完品
実家の押し入れや本棚に眠っているバックナンバーが思わぬ価値を持つことも多く、コレクター市場における再評価は年々進んでいます。