長年「バーモントカップ」の愛称で親しまれてきたこの大会は、まさに日本サッカー界の登竜門として機能してきた。海外のトップクラブで活躍する選手や、ワールドカップの舞台で世界を驚かせたサムライブルーのメンバーの多くが、12歳の夏にこのコートで汗を流している。
彼らが異口同音に語るのは、この年代で培った「密度の濃いプレイタイム」の重要性だ。ボールに触れる回数がサッカーよりも圧倒的に多いフットサルでの経験が、のちに大舞台でプレッシャーに負けない強靭なメンタリティと卓越したボールスキルを育む糧となっている。