湯煎専用のレトルトカレーをレンジで安全かつ美味しく温めるには、容器の選定とラップのかけ方にちょっとしたコツがあります。事故や吹きこぼれを防ぐための正しい手順を順を追って確認していきましょう。
ステップ1:深さのある耐熱容器を用意する
平坦な浅い皿を使うと、加熱中にルーが沸騰した際に縁からあふれ出たり、飛び散ってレンジ内を汚したりします。陶器や耐熱ガラス製で、ルーの量に対して十分な余裕がある深皿(ボウル型や深めのカレー皿)を選びましょう。
ステップ2:パウチの中身を残さず絞り出す
袋の上部をハサミで直線に切り、スプーンの背や箸を使ってパウチを挟むようにしながら絞り出すと、内側に残りがちな油脂分やルーを無駄なく器に移せます。
ステップ3:ラップは両端を少し開けて「ふんわり」かける
ピッチリと隙間なくラップを密着させると、加熱によって膨張した蒸気の逃げ場がなくなり、ラップが破裂したり器に張り付いて剥がれなくなったりします。器の縁に軽く沿わせ、蒸気の逃げ道をわずかに確保する程度にふんわりとかけるのがポイントです。
ステップ4:突沸(とっぷつ)に注意して加熱・取り出しを行う
油分や粘度の高いレトルト食品は、液体が沸点に達しても泡立たず、何かの刺激が加わった瞬間に爆発的に吹き飛ぶ「突沸現象」を起こしやすい性質があります。特にうずらの卵や大きめのじゃがいもなどの固形具材は破裂のリスクが高いため、フォークで数カ所穴を開けておくと安心です。加熱終了後はすぐに扉を開けて取り出さず、庫内で30秒ほど休ませてから取り出し、スプーンで全体を底から均一にかき混ぜましょう。