土屋太鳳のフィジカルを語る上で欠かせないのが、日本女子体育大学体育学部運動科学科舞踊学専攻で学んだバックグラウンドです。幼少期からのクラシックバレエ、日本舞踊、ヒップホップ、さらには部活動でのバスケットボール経験など、彼女の身体は「見せるための筋肉」ではなく「極限のパフォーマンスを発揮するための筋肉」として鍛え上げられてきました。
世界的歌姫Sia(シーア)の楽曲『Alive』日本版ミュージックビデオで見せた圧巻のコンテンポラリーダンスは、当時のエンタメ界に大きな衝撃を与えました。床を力強く蹴り上げ、空中で静止するかのような跳躍力を支えているのは、深層外旋六筋や腸腰筋をはじめとする強靭なインナーマッスルです。
彼女の日々のルーティンには、器具を使った高重量トレーニングだけでなく、自重を巧みに操るプランクバリエーション、ピラティス、動的ストレッチが組み込まれています。表面のアウターマッスルを過剰に肥大させることなく、引き締まった腹筋のライン(アブクラックス)をキープできる理由は、この舞踊学に裏打ちされた機能的な体幹トレーニングにあります。