山田涼介のニット帽スタイルを真似ようとして、なぜか野暮ったくなってしまった経験はないだろうか。彼の着こなしには、明確な「黄金比」が存在する。
最大のポイントは、耳の上部をわずかに隠し、おでこを適度に見せる絶妙な「浅被り」だ。眉毛の上にしっかり空間を作り、前髪は完全に中へしまい込むか、毛先だけをサイドへ自然に流す。こうすることで顔まわりがすっきりと見え、清潔感とストリート特有の抜け感が同時に生まれる。
合わせるトップスは、ドロップショルダーのオーバーサイズフーディーや、肉厚なヘビーウェイトTシャツが好相性だ。首元にボリュームを持たせつつ、頭部をコンパクトにまとめることで、全体のシルエットが美しいVラインを描く。アクセサリーはシルバーの小ぶりなピアスやチェーンネックレスを一点だけ効かせる。過度に着飾らない引き算の美学が、都会的な色気を醸し出す。