女優としての評価を確立した代表作を紐解くと、体型管理に対する彼女のプロフェッショナルな姿勢が浮き彫りになる。初主演を務めた連続テレビドラマ『いつまでも白い羽根』では、看護学生の苦悩と成長を瑞々しく演じ切り、不器用ながらも真っ直ぐなヒロインの姿を全身で表現した。繊細な感情線を描くため、華奢なシルエットを維持しながら現場に臨んでいた姿が記憶に新しい。
一方で、映画『老後の資金がありません!』においては、癖のあるキャラクターを軽妙に演じ分け、コメディエンヌとしての才能を開花させた。役柄の生活感や人間味をリアルに醸し出すため、単に着飾るだけではない柔軟な身体表現を取り入れたことが高く評価された。テレビドラマや映画といった作品ごとに必要な肉体性を完璧にコントロールしてきた実績こそ、彼女が単なるビジュアル重視のタレントではない証明だ。