今回の噂が火を噴いた最大の原動力は、X(旧Twitter)をはじめとするSNS上の投稿やトレンドワードの拡散だ。発言の一部分を切り取った短尺動画や、国会中継でのわずかな動きに焦焦点を取り当てた投稿が拡散されることで、「体調が悪いのではないか」という懸念が瞬く間に広がった。
さらに、一部のネット系週刊誌や匿名アカウントによるリーク情報風の発信も尾を引いている。政権交代の足音が聞こえる中、自民党内のパワーバランスを揺るがす目的で政治的な思惑を含んだ怪文書や噂が意図的に流されるケースも少なくない。NHKニュースなどの大手報道機関が慎重な姿勢を崩さない一方、SNS空間では事実確認を経ない情報がセンセーショナルに消費される傾向が強まっている。