黄金期を謳歌したリオワールドが急速に失速した決定的なきっかけは、2006年4月に約1.5kmという至近距離に誕生した「モレラ岐阜」の開業でした。圧倒的なフロア面積と最新のテナント構成を持つ巨大モールの出現により、リオワールドの客足は激減します。
激しい競争にさらされた結果、リオワールドのテナント変遷は苦難の連続となりました。核テナントとして集客を牽引していたスーパー「イズミヤ」や、ファミリー層を引きつけていた「トイザらス」が相次いで撤退。集客の要を失ったことで専門店街の空き店舗が目立つようになり、売上の減少とテナント流出という負の連鎖に陥りました。
経営難を打開するため、2011年には施設名を「LCワールド本巣」へと改称し、再生をかけた大規模なリニューアルを試みます。しかし、一度傾いた集客トレンドを覆すことはできず、主要テナントが抜けた広大なスペースは埋まらないまま、さらなる衰退の一途を辿ることになりました。