このユニークなゲームの起源をたどると、1990年代から2000年代にかけて隆盛を極めた深夜バラエティ番組に行き当たります。当時のお笑い芸人たちが繰り広げていた「利き〇〇」シリーズや、目隠しをして触覚だけで物を識別するリアクション芸の派生として、楽屋裏の悪ふざけやスタジオの罰ゲーム企画で扱われたのが最初の原型です。
テレビのコンプライアンス基準が厳格化した2010年代半ば以降、主戦場はネット配信へと移行しました。東海オンエアをはじめとするトップクリエイターたちが「メンバーの身体的特徴をどこまで把握しているか」を競う検証系YouTube企画としてアレンジしたことで、Z世代を中心に爆発的な認知を獲得することになります。
テレビ由来のアナログな身体表現が、デジタルネイティブ世代の「仲の良さを証明するコンテンツ」として再解釈されたことが、現在に至るブームの根底にあります。