かつてのようにテレビのニュース番組が世論を独占していた時代はとうに過ぎ去った。今や個人のスマートフォンから発信される生々しい映像こそが、大衆の感情を直接揺さぶる主役となっている。この大きな潮流の中で、独自のポジションを築き上げたのが彼だ。
専門家はこれを「政治のエンタメ化」と切り捨てるが、果たしてそれだけだろうか。既存メディアが忖度して報じないグレーゾーンに切り込む姿勢は、情報の発信源として一定の信頼を獲得している。視聴者は編集された綺麗なニュースではなく、生々しい「衝突」と「本音」を求めているのだ。