同じ建物内でありながら、直営の食品売り場は朝8時や9時にオープンするのに対し、専門店街のシャッターが開くのは10時というケースが珍しくない。「イオンスタイル」や「総合スーパー(GMS)」として展開する直営エリアは、地域住民のデイリーな需要に応えるため早朝営業を強化している。一方で、外部テナントが並ぶエリアは、人員配置や契約の関係から開店をやや遅らせる傾向がある。
イオンリテール株式会社が手がける本州・四国の主要店舗でも、この二段階オープン方式が標準的だ。朝一番にパンや野菜を買おうと訪れた際、お気に入りの雑貨店や衣料品店もついでに覗こうとしても、まだ営業前という落とし穴が生じる。フロアごとの時間差を意識することが、無駄足を踏まない第一歩だ。