二人の接点となった原点は、2010年10月期に日本テレビ系で放送された連続ドラマ『Q10(キュート)』での共演です。佐藤健演じる平凡な高校生・深井平太と、前田敦子演じる感情を持たないロボットの転校生・Q10が織りなす繊細な青春群像劇は、高視聴率とともに熱烈なファンを生み出しました。
当時、前田敦子はアイドル活動の激務の真っ只中にあり、佐藤健も若手実力派としてブレイクスルーを果たした重要な時期でした。過酷な撮影現場を共に駆け抜けた二人は、単なる共演者以上の強い連帯感を抱くようになります。
ドラマ終了後も、共演者の高畑充希や池松壮亮らを交えた通称「Q10会」として定期的に集まるなど、プライベートでの交流が続いていました。お互いをファーストネームで呼び合える気のおけない関係性が、すでにこの時期に確立されていたのです。